絹豆腐メンタルのお皿

精神がぶっ壊れた奴のつぶやき

新卒入社して精神をやった話②

 

sunakamiru.hatenablog.com

 

続きです。

 

かなり早い時期に内定をもらったので、授業も少ない4年生の間は

比較的自由に…というかもはや、だらだらとひきこもることが多くなりました。

 

もともと友達とあまり出かけたりしない、インドア派の人間だったのですが、

その頃家庭のほうで色々あり、家にいることがさらに多かったことも原因かと思いますが、

とにかく就活をする頃までの生活とはうって変わってほぼ家にいて、

家族が家にいるときと、バイト以外誰とも話さないような日々が続き、著しくコミュニケーション能力が低下しました。

 

今思えばこれも原因の一つだったのかなと思います。

 

それを痛感したのは、「内定者オリエンテーション」という名の

入社前研修みたいなものです。

 

内定後、定期的に内定者の集まりがあって…

その頃には就活をしていたころのハイモードの自分はおらず、同期の友人とうまく話せなかったんです。

 

毎回内定者オリエンテーションに行くたびに「どんどんできていくグループ」みたいなものに気が焦っていました。

 

4月から3週間集合研修があるし、その時に備えて同期と少しでも仲良くならなきゃ、という気持ちはあるものの…。

その時毎の、グループにいる人とはある程度仲良く話すものの、その場限り、集まりが終わるとすぐ帰る、というような感じを繰り返していました。

 

周りがLINEを交換したり、研修(集まり)に一緒に来たり、帰ったりしていたのをみてすごく焦ったのと、緊張のあまり、毎回集まりの後にどっぷりつかれていました。

 

というのも、ハイになっていたころの自分がおかしいだけで、

私はもともと人見知りで、ビビりで、小心者だから。

 

ハイでなくなった私は、じわじわと内定者の集まりを通して「この場所は、自分には向いてないのでは…?」という違和感を、すでに感じ始めていました。

 

小売業(販売)系は採用人数も多いことから、100人以上の内定者がいて、

自分のエリアにも50人はいます。

 

少人数で、毎回同じ人と顔を合わせる小さなコミュニティーじゃないので、

自分からぐいぐい行かなくては、上手くいくはずもありません。

私にはそれが出来ませんでした。

 

4月の入社までに、私はすっかり自信を無くしていました。

この時点で思い出してみると、もう後悔し始めていたような気がします。

 

周りの「同期は一生ものだから!」とか、集まりに行くたびに親や親戚からかけられる「友達できた?」とか「いいところに就職できてよかったね。周りの人の雰囲気も〇〇にあっていてよかったなぁ」という言葉が

「同期(友人)をつくらねば」「私もこの雰囲気に合う人間にならなくては」という焦りに繋がり、ものすごくプレッシャーを感じていました。

 

あと、これは余談なのですが、私のしていた仕事では、そのお店で取り扱うものを身につけなければなりませんでした。

そのため、事前に店舗に買いに行ったのですが…その時はまだ内定した直後で、配属も決まっていなかったし、

最後に普通のお客として買い物しようかな、と思ったのと、なんていえばいいかわからず、買い物したときに「内定した〇〇です。4月からよろしくお願いします」

みたいな挨拶はとりあえずしなかったんですね。

 

そしたらその後(私のことかどうかはわかりませんが)、内定者の集まりで、

「この間店舗の人から、挨拶なしで買い物した内定者がいたという話をききました。店舗の子たちが『今年の内定者やばいわ』て笑ってました(笑)

ここのエリアの人にはそんなことする人いないと思いますけど、やめましょうね(笑)」みたいなことを人事の方が言いました。

 

挨拶しなかった私(或いは私と同じようなだれか)が悪いのは分かります。

私はその時の言い方がすごく嫌でした。

 

あざ笑うように晒上げるように、その後の集まりで2,3回毎回「前にも話しましたけど」みたいな感じで繰り返しその人事の方が言い続けたんです。

 

その時、その店舗の雰囲気はもちろんの事、すごくその人事の方にも不信感を覚えたことを覚えています。

 

そういうことと、前述したプレッシャーなどから、どんどん私の中で、「ここなんか違うな。やだな」という気持ちが膨らんでいきました。

 

続きます